モデルのような外見から意外な人なつっこさ-コーニッシュレックス

・歴史

コーニッシュレックスは、イギリスを原産地とする品種です。

とてもスレンダーで、すらりとした長い四肢とピンと立った大きな耳、そして全身を覆った短い巻き毛がとても特徴的な姿の猫です。
「レックス」というのは、遺伝学で「縮れ毛」を意味しています。細身で一見力弱そうに見えますが、その脚力の強さは猟犬のグレイ・ハウンドにたとえられるほどです。

もともとは、1950年にイギリスのコーンウォールの農家で生まれた突然変異が始まりでしたでした。
カリバンカーと名づけられたその猫は、遺伝学者のA.C.ジュードのアドバイスによって母猫と交配が行われ、ポルドリューというオス猫が生まれます。

最初のエニズモア家では費用不足から繁殖が断念されますが、それを受け継いだ人たちによって、
バーミーズやシャム、ロシアンブルー、アメリカンショートヘアなどとの交配が行われ、1957年にははじめてアメリカに輸出されるようになります。

コーニッシュレックスが品種として確立されたのは、その10年後の1967年のことでした。

・性格

すましたように見える姿とは正反対に、じつはとても人なつっこい性格をしています。

成長しても飼い主に子猫のようにぴったり寄りそって、好奇心が強く、初対面の人にも平気で甘えることができます。
知能も高く、とてもしつけやすい猫です。抜け毛が少ないので、アレルギー体質の人にとっても飼いやすいといえるでしょう。

・平均体重

平均体重は、オスが3.1~4.5kg、メスが2.5~3.5kgとなっています。その見た目どおり、一般的な猫とくらべてもかなり軽い体重です。

・平均寿命

平均寿命は12~15歳くらいで、猫としては普通の長さです。もちろん、体調管理をしっかり整えてあげれば、これ以上に長生きすることも珍しくありません。

・飼育時の注意

身軽な体で、よく運動をします。キャットタワーなど、できるだけ動きやすい環境を整えてあげましょう。特にジャンプ力が強く、
簡単に高いところへ上ってしまうので、物を置く場所などには注意してください。

ドアや引き出しを開くいたずらもよくするので、高い戸棚もしっかり閉めておく必要があります。

食事の量は少なめですが、よくエネルギーを消費するので、栄養のあるエサを用意してあげましょう。

毛は短く抜けにくいので、ブラッシングは1日おきでもかまいません。
ただし、皮脂がよく出るので、絞った蒸しタオルで拭いてあげたり、1~2週間に1度はシャンプーをしてあげましょう。

また、毛が短いので日光や寒さに弱い面があります。室内で、特に冬は暖房や毛布などで暖かくして飼ってください。
ほかの動物と争うことはほとんどありませんが、ナイーブで嫉妬で体調を崩すこともあるので、いっしょに飼うことはおすすめできません。

大きな耳は、中耳炎や外耳炎にかかりやすいので注意が必要です。