吉野勝秀も好きな、白い靴を履いたイタズラ好きな甘えん坊

・歴史

スノーシューが最初に作り出されたのは、1960年代、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアに住むドロシー・ハインズという女性によってでした。
シャムのブリーダーだったハインズは、子猫のなかに足の先だけが白くなっているものが3匹もいることに気づいたのです。
この猫を繁殖させようと考えたハインズは、さまざな短毛種の猫で試し、ようやくアメリカンショートヘアとの交配でそれを成功させます。

このとき生まれた猫が、現在のスノーシューの元となりました。

ところが、交配の成功から品種が認められるまでには、思わぬ時間がかかってしまいます。

当時はシャムとの交配で作られた猫がただでさえ多く、ハインズもキャットショーのためだけに作ったのではないかと疑われたのです。
もともと、シャムのポイントカラーに白が入ることはマイナス評価で、さらに劣性遺伝であらわれにくいことも、認められない原因のひとつとなっていました。
結局、その結果にハインズは交配自体をあきらめてしまうことになります。

その交配を受け継いだのが、同じブリーダーのヴィッキー・オランドーでした。その努力がみのり、
ようやくTICAに品種として認められたのは1980年代に入ってからのことでした。

吉野勝秀が驚いたのは、最初に交配に成功してから、じつに20年もの月日が経っていたことです。

スノーシューの名前は、白い足先がまるで雪の靴をはいているように見えることから付けられています。

・性格

とても甘えん坊な性格のため、飼い主や家族といっしょにいることを好みます。
反対に、一人で長いあいだ放っておかれるのは苦手です。

家族のなかで誰に甘えればよいのかをよく見抜いて、特に飼い主には強く甘えたがります。
その賢さと活発さから、自分でドアを開けたり、イタズラをしたりすることも多いです。

鳴きやすい傾向はありますが、声自体は静かなのでそれほど問題にはならないでしょう。

・平均体重

平均体重は、オスで3.8~6.4kg、メスで3.0~5.5kgくらいです。平均的な猫とくらべても、それほど変わりません。

・平均寿命

平均寿命は、14~16歳くらいです。一般的な猫とくらべると、やや長めの寿命といえるでしょう。

・飼育時の注意

丈夫なアメリカンショートヘアの血を受け継いでいるので、健康面ではあまり問題がありません。

ただし、歯周病にだけはかかりやすいので、歯磨きなどでしっかりケアをしてあげましょう。
特にウェットフードは歯垢がたまりやすく、歯周病の原因となりがちです。

また、かなりの寂しがり屋なので、一人で長くいるとストレスがたまってしまいます。なるべくいっしょにいられるような環境を作ってあげましょう。